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みんなにありがとう

ベスのことを想ってZUBORAさんがFlashを使って絵本を作ってくださいました。

タイトルは ベスちゃんの「ありがとう」


見終わって「ありがとう」 ってほんとうに素敵な言葉だと思いました。
ベスから僕達家族へありがとう
僕達家族からベスへありがとう
ベスのことを知るみなさんからありがとう
たくさんのありがとうに包まれたベスですね。

「ありがとう」ZUBORAさん。



  **********
今夜はちょっとしたハプニングがありました。
いつものようにJOEを散歩しているとなにやら暗闇に動くモノが・・。
視力2.0の僕はすぐに犬だとわかりました(^_^;)

JOEは少し離れた所に係留して
「おいでおいで~」
・・・簡単に捕獲しました迷子犬。。

思わず天国のベスに「頼むよ~」って感じでしたが
鑑札を付けていたので一安心。
明日になればなんとかなると思い保護しました。

とりあえず近所の犬飼いの家に聞いてまわったらこの犬を知る人がいます。
話を聞くと隣の住宅街のお宅の犬ではないか?との事で、車に乗せて返しに行きました。
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ビンゴ!!その家の犬でした!

昼間におじいさんが散歩中に離してしまったそうです。
僕には丁寧に謝ってきましたが、このワンには謝っていない・・。
(離してごめんね~とワンに言ってほしかったのです。)
警察にも届けていないし、一生懸命探してた様子が見当たらないっ!

嘘も方便です(どーせこのブログ見てないし)
「車に轢かれる直前でした。死ぬ寸前だったのですよ」
「この子、僕んちでずっと鳴いて探しているようでしたよ。なんで飼い主が探さないの?」
「お宅の家の前に着いたら、キュ~ンと鳴いてました。帰りたかったのです!」

ベラベラと言い放ってやりました。
嘘ですがいいのですっ。
迷子にさせない為の、迷子にしてしまったらその後にやる事の僕の知りうる全てを話し、
最後にお礼のトマトと里芋をもらいました。

    **********
家に帰った自分。
何も知らない母は、散歩に行ってトマトと里芋を持ち帰った姿を不思議そうに見ていました。
ま、トマトと里芋の話は別にどうでもいいのですが
それより、すぐに(ワンは7時間もさまよってたようです)飼い主が見つかって本当によかった
ちょっといい話、でした~。
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by koro-baboon | 2010-11-29 23:57 | ベスの友達

アイリッシュ君

水曜日にセンターからアイリッシュセッター(ミックス?)を連れて帰りました。
ちばわんで引き出し予定のこの子、過酷なセンターで徐々に元気がなくなってきたそうです。
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少し余裕のできた我が家でショートステイです。

この日、僕がセンターに着いたのは午後5時前。
暗く寒い収容塔をひとり見学しました。(カメラなしだったので画像はありません)
いつもと同じ匂い、同じ鳴き声・・。ふとそう思いましたが、本当は全然違います。
中にいる犬は全て違う犬。
前回来たときから何十回総入れ替えされたのだろう・・。


最終部屋には3頭の犬。
収容数が少ないので明日の処分はないな・・と少し安堵しましたが、
実はこの少し前に処分が行われていたのです。
まずはセンターレポートをご覧ください。

21匹の持ち込み。
偶然居合わせたボラさん達により2匹は救い出されましたが、それ以外は即処分。
この持ち込みに収容期限を設けない実態、昔とは違い現在は多くのボランティア団体が入りこんでるのだから、もう変えてもいいのではないでしょうか!
捕獲犬のように5日でなくても、たとえば2日でも時間があれば救える命があるはずです。
ボランティアの目、犬を飼おうと考えている人の目に留まる最後のチャンスは与えられないのでしょうか。

一番いけないのは持ち込んだ飼い主です。
センターの職員の方々を非難するつもりは毛頭ありません。
職員の方は救うために色々と努力してくださっています。
しかし・・・旧態依然としたこの決まり事だけは、愛護の精神から全くかけ離れていると思うのです。

もしこれが実現できたらセンターの業務が増えるのは必至です。
現時点では物理的に無理なのかもしれません。
でも、できるのかできないのかきちんと計算して、少しでも改善する方法を一緒に考えていきたいです。
このような事を陳情するやり方、効果的な方法など詳しい方いませんか?
一緒に声をあげていきましょう!!

すみません、たった今センターレポートを見たもので・・。
アイリッシュ君の様子を書きます。

引き出してセンター内の草地を少し歩かせました。
始めはオドオド、しだいにルンルン、家に着いた頃にはヒヤッホーと飛び跳ねて笑顔を見せてくれました。
しかし、体には相応のダメージがあるようです。

体中に擦過傷、下痢、特にひどいのは睾丸全体の皮膚がただれてしまっています。
病院へ連れていきたいのですが、あまりの匂いと汚れなので薬用シャンプーで消毒・洗浄。
その後病院へ連れていきました。

待合室でもベッタリなアイリッシュくん。愛情に飢えています。
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この動物病院は保護犬・保護猫にとてもとても協力的です。
場所は千葉県八街市。
詳しく知りたい方はメールをください。hotdogboon☆gmail.com  (☆を@に変えてください)
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睾丸の周りの毛を刈り消毒、整腸剤と抗生物質で様子を見ることになりました。
検便の結果も卵、成虫ともに見つかりませんでした。

そして27日現在、体調もいいようです。
下痢も収まりました。赤くただれていた睾丸も回復傾向にあります!
この前は茹でてひび割れたタコの頭みたいでしたが
(いないとは思いますが・・タコ食べてたらスミマセン)
今は色が落ち着いて煮卵みたくなりました(煮卵食べてたらスミマセン)
よかったです。一安心のような気がしますヽ(^o^)丿

センターで目印の赤いひも
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あそこでは大切なものですが、
もういらね。
クシュクシュって丸めてポイしました。
第二の犬生の始まりです。   がんばれアイリッシュくん!!
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by koro-baboon | 2010-11-27 01:35 | 動物愛護センター

仔猫3匹います

群馬県桐生市で捨て猫の仔猫が3匹いました。

場所は桐生市広沢町5丁目4722(南公園隣り)

現在はこの住所の中国料理・大龍(ダーロン)さんの従業員の方々が餌ととりあえずの棲家を提供してくれています。(この記事は大龍さんの許可を得ています)
お近くの方で里親希望の方、もしくは保護してくれる方は大龍さんへ直接お問い合わせ願います。
tel 0277-55-1100 昼食時など忙しい時間帯は避けてください。

なにか質問があればこのブログのコメント欄か私へメールをください。
hotdogboon☆gmail.com  (☆を@に変えてください)


2.5か月ぐらいのオスが2匹
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この2匹はとても人慣れしています。従業員の方にはゴロゴロすりすり。
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もう1匹は性別が確認できなかった少しシャイな子
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昼間は隣接する桐生典礼会館の駐車場の植え込みあたりでコロコロ遊んでいます。
夜は大龍さんの外にある冷蔵庫の隣に寝床があります。
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これぞ仔猫!って感じのスーパー可愛い天使。
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どなたかお近くの方、お願いします。行けば必ず会えると思います。

ちなみにここへは葬儀のために行きました。
ベスではなくて人、の葬儀です。
一度もあった事のない親戚だったので悲しみは感じませんが、
立て続けなので命について深く考える日々です。。
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JOEも布団持参で一緒です。
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初めての家でもいい子でしたよ。
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怒涛のブログ2連続投稿。
今日はもう一つ投稿しますっ。
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by koro-baboon | 2010-11-26 23:52 | 仔猫たち

篠崎いぬ親会

日曜日のいぬ親会でもたくさんの方から声をかけていただきました。
先月のいぬ親会でベスの服を選んでくれた方、撫でてくれた方、
ブログを見ていてくれた方、皆さん本当に優しくお声をかけてくださいました。

ベスがうちに来て落ち着いたいい子だったのは(以前は吠えまくりの気性の激しい犬だったそうです)
応援してくれる皆さんの心がベスに通じていたのだなって。
そうゆう力って絶対ありますよね。

お花もたくさん戴きました。
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Hさん、Iさん、Uさん、本当にありがとうございます。
こうゆう時の花の力、初めてわかった気がします。
贈ってくれた方の心はもちろん、見た目の華やかさ、香り、すべて意味があるのですね。


いぬ親会。
かわいいワン達の姿とスタッフのみなさんに癒されました~
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JOEも参加犬とご挨拶できるようになりました。
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JOEと一緒に写るのはみも(美母)ちゃん。センターで出産したあの母ちゃんですよ。

(9月13日 センターにて)
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みも母さんの子供達も元気に参加していました。
子育てを立派にやりとげたみも母さん、体は一回り小さくなった気がしたけど、自信に満ちた
それは幸せそうな優しい顔になっていました。
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ちばわん卒業犬「あずき」ちゃん
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このあと預かり母さんと再会したのですが、その時の喜びようが尋常じゃありません(笑)
完璧に覚えてます。恩は絶対忘れないあずきちゃんでした。


ブログではいつも見ていたナルちんとママさんにお会いしました。
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トライアル中の「一歩っぽ」の預かり母さんでもあります。
僕はお世話になりっぱなしです。。(いつもありがとうございます!)

そんなこんなで今回も大したお手伝いをしなかった自分。
運営ボラさんのおかげで成り立っているいぬ親会に今日も遊びに行っちゃいました。。スミマセン。

たくさんの優しさを感じた、忘れられない一日になりました。
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by koro-baboon | 2010-11-26 22:23 | ベスのこと

お別れしてきました

ベスのお葬式と火葬が終わり自宅に一緒に帰ってきました。

まず最初に、みなさまに心から ありがとう です。
こんなにも多くの方がベスの事を知っていて、
そしてお別れの言葉を頂戴するとは夢にも思っていませんでした。
僕はもちろん、母も何度も皆様のメッセージを読み返しては涙。そして感激しております。

・・・僕の場合ですが、お悔みの言葉ってどう書いたらいいのかいつも悩んでしまいます。
今日メッセージを頂いた皆様もきっとそうに違いないのに、そのどれもが本当に心温まるものばかりで・・。
読んでると悲しいけど嬉しい、感謝と感動の入り混じった涙をたくさん流しました。
お返事、少しずつですが僕も心を込めて書いていきますね。・・・明日から。スミマセン眠気が(+_+)


ベスの最期の姿、いい顔なので載せちゃいます。
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ふにゃらけた笑顔でお別れしてくれました。
どこまでも最高のベスです。

葬儀の話はまた別の機会にぜひ書きたいと思っています。
笑いあり涙あり笑いあり、という笑いのほうが多い葬儀だったんですよ。

さてっ、明日は篠崎でいぬ親会。
悲しむのは一旦中断して、僕もプロフィール看板のお手伝いに行きます。
いい天気になりますように!人がいっぱい来ますように!
赤い糸がたくさん繋がりますように!!   
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by koro-baboon | 2010-11-20 23:35 | ベスのこと

ベス 虹の橋をわたりました

8時25分、ベスが虹の橋をわたりました。
最後の瞬間は家族の手に包まれながら、声をかけながらの
優しく穏やかな最後でした。

駆け足で逝ってしまいましたが、それもベスらしいかな。
今までも手を煩わせることのなかったベス。
死ぬときぐらいはもっとわがまま言ってよかったのにね。

ありがとうな、ベス。
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by koro-baboon | 2010-11-20 09:34 | ベスのこと

具合...よくないです

今6時45分。昨晩は寝れない夜をすごしました。

残念ですがベスから目を離せなくなってしまいました。
最後に立ち上がったのは昨晩、自力で水をのみましたが直後に嘔吐。
先ほどシリンジで少し高栄養剤を与えました。

今は横になったまま目をうっすらあけています。
呼吸はわずかですが人間でいう肩で息をしている状態。
体には力がはいっていません。

悲しいですが昨年のバブーンの最後の時を思い出します。

さみしがりやのベス。
いつも僕のあとを追いかけてたベスですので、今はとにかく一緒にいて安心させてあげる事を優先します。
今日の予定はすべてキャンセルしました。

こうして文字にすると、少し気が落ち着きます。

             *************

7時50分追記
明日のいぬ親会用の看板制作が終わりました。
ベスは横になったまま胃液(?)が少しずつ口からでています。
呼吸は若干荒いけど表情は落ち着いてます。  苦しそうな様子は見当たりません。
このままの状態でしたらもう病院へは行かずに家で一緒にいることを選びます。
昨日先生にも言われましたが、16歳のベスに何か処置をするなら補液ぐらいしかないそうです。

どうか最後まで穏やかでいれますように。
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by koro-baboon | 2010-11-20 08:02 | ベスのこと

ベスがんばれ!

ベスの体調があまりよくありません。
実は2週間ほど前に食欲がガタッと落ちた時がありました。
その時はa/d缶(療法食)とJOEのおかげで持ち直す事ができました。
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このJOEのおかげ、といのは餌の時にお互いの食器を隣り合わせにするというもの。
これが超効果的でベスが取られちゃいけない、とばかりにあわてて食べだすのです。

そんな感じで騙し騙し何とか食べてもらってた日々が続いていました。

昨夜いつものように一緒に寝ていたとき、ベスが吐くそぶりを見せたのであわてて手でそれを受け止めようと
したらそのままベスが倒れ、数秒ですが痙攣し意識が飛んでしまいました。
足腰が弱っているベスはよく足がもつれ倒れますが、こんな事は初めてです。

今日も一日元気が全くありません。
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病院での診察では心臓の雑音が2週間前に比べてかなりハッキリと聞き取れるとの事でした。
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フィラリアによる心雑音だと心臓の右側にその症状が現れるのだそうです。(聞き間違いでなければ・・)
ベスの場合は左側。これは加齢によって心臓の弁の動きが弱くなっているそうです。


部屋のプチ模様替えをしました。
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屋根裏部屋から汚れてもいいカーペットをリビングへ移植。
掃除機をかけたら去年亡くなったパグ犬「バブーン」の毛が取れたりしておもわぬ再会。

僕とベスもベッドではなく床に布団で寝るようにしました。
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JOEの布団はベスにさんざ汚されたので今日だけソファーを許すことにしますw
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すこしづつ坂道を下っているベス。
昨日は少しだけ駆け足になったけど、できたらなるべくゆっくりにしてな。


         *************

ついでにJOEも体重測定。
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なんと1か月前と全く同じ体重。15.9キロ。
ご支援で頂いたフードはすべて栄養となりきれいさっぱりウンチとなりましたとさ。
(少しは身になれ!って感じですよね)
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by koro-baboon | 2010-11-20 01:54 | ベスのこと

動物関連番組のお知らせ

以下転載します。
宜しくお願いいたします。

-----------------------------------------------------------

◆◆THEペット法塾事務局長 細川弁護士 生出演◆◆

フジテレビ(関東ローカル)
11月19日(金) 深夜1時05分~35分
『1924』 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/1924/index.html
ペットの命を多く救うには・・・ペットを飼う理由・飼わない理由

若者を中心としたトークドキュメンタリー番組です。
ペットの殺処分をテーマにした内容で、若い子達が、この問題を
どのように捉えているのか大変興味深い内容になると思います。

放送に先駆けて、スペシャルサイトで意見(つぶやき)が投稿できます。
http://www.1924.jp/1924/

どんどん投稿して、この問題に多くの人が関心があるという事を
マスコミに伝えましょう。

また、番組放送後には、意見・感想などを送って下さい。

フジテレビ1924 ご意見送信フォーム
https://wwws.fujitv.co.jp/safe/red_mpl/response/res_form.cgi?type=resprg&bancode=610000003&flash=1

深夜帯でも多くの意見が来る事で、反響が大きいとわかれば、次には
昼間やゴールデンタイムでも取り上げてもらえます。

来年の法改正に向けて、世論を大きくするためにも、もっともっと多くの番組で取り上げて
もらえるよう、頑張っていきましょう。

*** 転載歓迎 ***

THEペット法塾
HP:http://petlaw.web.fc2.com から 
http://www.the-petlaw.com へ移行中。
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by koro-baboon | 2010-11-18 22:34 | 情報とか

How Could You...

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以前ZUBORAさんのブログで紹介されたOWジム・ウィルスという方が書いたエッセイ。
捨てられてしまう犬が最後の瞬間まで飼い主の事を想い続ける悲しい物語です。

               *************

  『ワンの物語』    OWジム・ウィルス 
私がまだ子犬だった頃、私はあなたが喜ぶような仕草をして、あなたを笑わせました。
あなたは私のことを「うちの子」と呼び、私がどれだけ多くの靴やクッションを破壊しようとも、
私たちは最良の友となりました。
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私が悪さをすると、あなたは私を指差し、その指を振りながら、
「どうして・・・?」と問いました。
しかしすぐに、あなたは微笑み、私を転がしておなかを撫でてくれました。

あなたがとても忙しかったので、私の破壊癖は思ったより長く続きましたが、
それは、お互い時間をかけて解決しましたね。
あなたに寄り添い、あなたの信念や誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入った夜のことを
私は今でも覚えています。
あのとき私は、これ以上幸せな生活はないと固く信じていました。
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私たちはたくさん散歩をし公園で走り、ドライブし、途中でソフトクリームを食べました。
(あなたは「アイスクリームは犬の体に悪いから」と言って、私にはコーンしかくれませんでしたが・・・)

私はいつも陽だまりでうたた寝をしながら、
あなたが一日の仕事を終えて家に帰ってくるのを待ちました。
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次第に、あなたは仕事や出世のために費やす時間が長くなり、
やがて人間のパートナーを探すようになりました。

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私は辛抱強く待ちました。
あなたが傷付いた時や落ち込んだ時にはあなたを慰め、
あなたの決断が間違っていても決して非難せず、
あなたが家に帰ってくると、おおはしゃぎして喜びました。


あなたが恋に落ちたときも、いっしょになって歓喜しました。
彼女-今はあなたの奥さんですが-は「犬好き」な人ではありませんでしたが、
それでも私は彼女を受け入れ、愛情を示し、彼女の言うことを聞きました。
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あなたが幸せだったから、私も幸せだったのです・・・
やがて人間の赤ちゃんが産まれてきて、私も一緒にその興奮を味わいました。
赤ちゃんたちのそのピンク色の肌に、またその香りに私は魅了されました。
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私も、赤ちゃんたちを可愛がりたかったのです。
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しかしあなたたちは、私が赤ちゃんを傷つけるのではないかと心配し、
私は一日の大半を他の部屋やケージに閉じ込められて過しました。
私がどれほど赤ちゃんたちを愛したいと思ったことか。
でも私は「愛の囚人」でした。


しかし赤ちゃんたちが成長するにつれて、私は彼らの友達になりました。
彼らは私の毛にしがみついて、よちよち足でつかまり立ちをしたり、
私の目を指で突付いたり、耳をめくって中を覗いたり私の鼻にキスをしました。
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私は彼らの全てを愛し、彼らが私を撫でるたびに喜びました。
何故なら、あなたはもう、めったに私を触らなかったから・・・
必要があれば私は命を投げ出しても、子供たちを守ったでしょう。


私は彼らのベッドにもぐりこみ、彼らの悩み事や、
誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入りました。
そして一緒に、あなたを乗せて帰ってくる車の音を待ちました。

以前あなたは誰かに犬を飼っているかと聞かれると、
私の写真を財布から取り出し、
私の話を聞かせていたこともありました。

ここ数年、あなたは「ええ」とだけ答え、すぐに話題を変えました。
私は「あなたの犬」から「ただの犬」になり、
あなたは私にかかる全ての出費を惜しむようになりました。
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そして、あなたは別の街で新しい仕事を見つけ、
みんなでペット不可のマンションに引越しをすることになりました。

あなたは「自分の家族」のために正しい決断をしましたが、
かつて、私があなたのたった一人の家族だった時もあったのです。
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私は久々のドライブで、とても嬉しかった。
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・・・保健所に着くまでは。
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そこには犬や猫たちの、恐怖と絶望の臭いが漂っていました。

あなたは書類に記入を済ませて、
係員に「この子によい里親を探してくれ」と言いました。
保健所の人は肩をすくめて、眉をひそめました。彼らは知っていたのです、
歳を取った成犬たちがたとえ「血統書」付きでも直面する現実を・・・

あなたは、「パパやめて、ボクの犬を連れて行かせないで!」と叫ぶ息子の指を
一本一本、私の首輪から引き離さなければなりませんでした。

私はあなたの子供のことを心配しました。
何故ならあなたはたった今このことを通して
友情、誠実さ、愛、責任、そしてすべての生命への尊重の意味を、
彼に教えたのです。
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あなたは私の頭を軽くたたき「さよなら」と言いました。
あなたは私から目をそらし、首輪とリードを持ち帰ることさえ、丁重に断りました。

あなたにとって守るべき期日があったように、
今度は私にも期日がやってきました。

あなたが去った後、優しい女性係員が二人やってきて言いました。
「何ヶ月も前からこの引越しのことを知っていたはずなのに、
里親を探す努力もしなかったのね・・・」と。
彼女たちは首を振りながらつぶやきました。「どうして・・・?」

保健所の人たちは忙しさの合間に、とても親切にしてくれました。
もちろんゴハンはくれました。
でも、私の食欲はもう何日も前からなくなっていました。

最初は誰かが私のケージの前を通るたびに、走り寄りました。
あなたが考えを変えて私を迎えに来てくれたのだと願いました。
今回のことが全部、悪夢であってほしいと願いました。
そうでなければ、せめて私を気に留め、
ここから助け出してくれる誰かが来てくれればと・・・
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しかし、幼い子犬たちの愛情を求める
可愛らしい仕草には敵わないと悟った年老いた私は、
子犬たちの明るい運命を脇目に、ケージの隅に引っ込みひたすら待ちました。
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ある日の夜、係員の女性の足音が近づいてきました。
私は彼女の後に続いて通路をとぼとぼ歩き、別の部屋に行きました。
しんと静まり返った部屋でした。
彼女は私を台の上に乗せ、私の耳を撫で心配しないで、と言いました。

私の心臓が、今まさに起きようとしている事実を予期し、ドキドキと鼓動しました。
しかし同時に、安心感のようなものも感じました。
かつての愛の囚人には、もう時は残されていませんでした。

生まれついての性格からか、私は自分のことより、
係員の彼女のことを心配しました。
彼女が今果たそうとしている責務が、
彼女に耐え難い重荷となってのしかかっていることを、
私は知っていたからです・・・
かつて私があなたの気持ちをすべて感じ取ったように。
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彼女は頬に涙を流しながら、私の前肢に止血帯を巻きました。
私は、何年も前に私があなたを慰めたときと同じように、彼女の手を舐めました。

彼女は私の静脈に注射の針を挿入しました。

私は針の傷みと、体に流れ入る冷たい液体を感じ、横たわりました。

私は眠気に襲われながら彼女の目を見つめ、「どうして・・・?」と呟きました。
おそらく彼女は私の犬の言葉が分かったのでしょう、
「本当にごめんなさい・・・」と言いました。

彼女は私を腕に抱きました。
そして、「あなたはもっと良い場所へ行くのよ。」
「ないがしろにされたり、虐待されたり、捨てられたり、
自力で生きていかなけらばならないようなところではなく、
愛と光に満ちた、この世界とは全く違う場所に、あなたが行くのを見届けるのが私の仕事なの・・・。」
と、急ぐように説明しました。
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私は最後の力を振り絞り、尻尾を一振りすることで、彼女に伝えようとしました。
さっきの「どうして・・・?」は彼女に対する言葉ではなく、
あなた、私の最愛なる主人である、あなたへの言葉だったのだと・・・。

 私はいつもあなたのことを想っていました。
 これからもあなたのことを想うでしょう・・・
 そして私は永遠に、あなたを待ち続けます。
 あなたの人生に関わる人すべてが、
 これからもずっと私と同じくらい誠実でありますように・・・  

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                                『How Could You...』  by Jim Wills, 2001

                  *************

※非営利目的であればどなたでもこの文をHPや雑誌等に載せることができます。
ZUBORAさんのブログには原文(英文)もあります。
画像はイメージです。


犬を知らない人にはこんなの人間が作り出した物語、ただの空想と思うかもしれません。
でもね、それは違いますよね。
犬には確かに心があります。
飼い主を信頼しひたすら待ち続ける心。

センターで死と隣り合わせの犬を見ると、嫌というほどそれを思い知らされます。
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10月7日、最終部屋の様子です。
撮影後、このなかから3頭は検疫にまわされましたが他の犬達は翌朝殺処分となりました。
どの犬も物語の犬と同じようにストーリーがあり、心があったはずです。
それが日本では無慈悲に一度に大量に処分されていく現実。

最後まで読んでくれて、そして悲しい気持ちにさせてしまってごめんなさい。
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by koro-baboon | 2010-11-17 20:06 | 悲しい話


ベス、ばぶお、コロ、見ててな~


by koro-baboon

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